オーストラリアの現地小学校ってどんな感じ?登校時間は?お昼ご飯はどうしてるの?宿題はどのくらいの量?
実際にオーストラリアの現地小学校に通わせてみてわかった様子をお伝えします。
この記事では
・オーストラリア小学校の登校時間
・オーストラリア小学校のお昼ごはん
・オーストラリア小学校の宿題や放課後の過ごし方
・オーストラリアの放課後学童
など、シドニー郊外の現地公立小学校に通う娘の学校の様子について書いていきます。
オーストラリア小学校の様子は?
制服がある!
オーストラリアでは小学校でも制服があります。
制服は、ポロシャツだったり、男子はシャツにズボン、女子はワンピースなどです。
ブレザーなどは基本なく(生徒会の子だけ着るものはある)、寒い時に上に着るトレーナーのようなジャケットやウインドブレーカーがあります。
靴下は基本女子は白、男子はグレーで、靴は黒いものが基本ですが、これは指定されているというわけではないようで靴は違う色のものを履いている子も多いです。
かばんは、娘の通うよう学校では、学校の名前の入ったリュックもありますが、指定ではなく、普通のリュックをしている子が多いです。
ただ、以前に夏休みの間だけ通った別の小学校では、ほとんどの子が指定のリュックを使っていたので学校によって違うみたいです。
帽子も指定のものがあります。オーストラリアは日差しが強いので、
「No hat, no play!」と帽子をかぶらないと外で遊ばせてもらえません。
衣替えは一応あるけど、年中夏服の子もいます。暑かったら冬でも夏服!と個人の自由といった感じです。
一日の日程
オーストラリアの現地のpublic school(公立小学校)に通う娘の一日はこんなスケジュールです。
9:25まで | 登校 |
9:25~11:25 | 授業 |
11:25~12:15 | ランチと休憩 |
12:15~14:00 | 授業 |
14:00~14:25 | 休憩(Reces) |
14:25~15:25 | 授業 |
15:25 | 下校 |
娘の通う学校は登校時間が9:25と遅いですが、学校によって違います。
だいたい、日本の学校よりも小学校の登校時間は遅いです。
登下校
オーストラリアでは、小学生の登下校は基本親が送り迎えをします。
学校の前でdrop off(見送り)したり、低学年だと敷地内まで一緒に連れて行きます。
帰りは敷地内の広場で待つ親が多いです。
そして、日本と違うのは、自転車やキックボードで登下校する子してもOKです。
自転車やキックボードは構内に駐輪場があり、そこに停めます。
高学年になると一人で登校する子もいます。
アメリカでは小学生は子供のみで登下校させてはいけないと聞きますが、
オーストラリアはそこまで厳しくないというかそこまで危険な事ではないようです。
校門は登下校の時間しか開いていません。
門は朝は課外クラスがあるので早くから開いていますが、
下校時は15:15~15:45くらいまでしか開いていないので、校庭で遊んだりせず早く帰らないといけません。
校門のゲートが閉まってもインターホンを押して開けてもらうことはできますが。
先生方も生徒の下校後すぐに帰るようです。
昼ごはんとおやつ
昼ご飯はお弁当かランチオーダー(学校で頼むことができます)です。
ランチオーダーは当日の朝までにネットで注文する形式です。
ランチオーダーではハンバーガーやサンドウィッチ、ラザニアやチキンナゲットみたいなもの、ガーリックブレッドやジュース類などが注文できす。
値段は$5~8(¥500~800)くらいです。
そして、昼ご飯以外にクランチ&シップといっておやつ(捕食を摂る)時間が2回あります。
おやつにはフルーツやポテトチップ、クッキーなどを持っていきます。
学校にはキャンティーン(購買)があってランチタイムの後にお菓子やアイスキャンディー、ジュースなどを買うことができます。
アイスやジュースなど自分で買って食べれてしまうので親としてはちょっと心配です。
キャンティーンではアレルギーのある子への配慮のため、ナッツを含むものは売られていません。
また、持ってくることも禁止されています。
ナッツアレルギーでない子も持ち込み禁止なのは、子供がおやつを分け合うからです。
我が家ではポテチやクッキーなどスナックは持たせることに抵抗がありますが、
子供は大喜びだし、お友達の手前もあるので結局毎日持たせてしまっています。
スーパーでは小分けのお菓子がたくさん売られています。
オーストラリアの小学校では休み時間もランチの時間も教室ではなく外で過ごします。
屋外で地べたなどに座ってランチを食べるので、お弁当はおにぎりやサンドイッチなど食べやすいものにしています。
習い事
オーストラリアの小学生は放課後何をしているかというと習い事をしている子が多いです。
サッカーやラグビー、体操などスポーツをしている子が多いです。
うちの娘は日本にいた時からやっていたバレエを習わせていますが、
学校の下校時間が15:25でバレエのレッスンが16:00スタートなので
ダッシュで着替えておやつを食べさせて送っていきます。
学校でも課外授業として習い事ができます。
日本と違うのは、登校前の朝の時間に先生方が分担して教えてくれるということ。
娘が通う学校では、ダンス、ヒップホップ、ランニング、コーラス、ウクレレ、スペイン語、フランス語などのクラスがあります。
時間は8:00~とか8:45~などで時間は40分程度。お昼にやっているクラスもあるようです。
これらの課外授業に参加するには別途お金がかかります。
そして、これらの課外クラスは年に何回か発表会があります。
夜に学校の外で行われるものと校内で全校に披露する学芸会のようなものがあります。
どこの小学校でも似たようなことをやっているようで他校と合同の発表会もあるようです。
オーストラリアの小学校の学童
学童が学校敷地内にある
学童のようなものがオーストラリアにもあって、親が働いている子などが利用しています。
日本と違うのは、親が働いていなくても利用できることと
小学校の敷地内に設置されていること。
民間の学童が敷地の中にあります。
朝学校が始まる前も放課後も、そして長期休み中も預かってくれます。
学校の敷地内にあるのは安心だし送り迎えが楽ですね。
利用するのはかなり高いようですが収入によって政府の援助があるようです。
長期休みにも使える
夏休みなどの長期休みも利用することができます。
我が家も春休みに1日利用してみましたが、1日1万円くらいでした。
その日はバスで遊具のある施設に連れて行ってくれて、娘はとても楽しんで帰ってきました。
オーストラリアの現地小学校の様子はこんな感じです。
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